
カリフォルニアには、ケータリングカンパニー、ドリームクィジーン社長、ダイアンのもとで、シェフとして働きました。
ソノマでの300人規模の結婚式。会場がまるで映画に出てくるような豪邸、ため息が出るほど美しいソノマの緑を眺めながらの野外披露宴で働けたのは、本当に素晴らしい経験でした。
サンフランシスコ市内の、某資産家のクリスマスパーティー。
サンフランシスコ市長や、その他有名人がたくさん集まる恒例のパーティーでは、「日本人だから、魚さばくのがうまいはず!」とマグロを一匹渡されたときは、泣きそうになりました(笑)が、これもまた良い思い出です。
そして何よりも、中華系マレーシア移民シェフたちとの出会い。
中国から、マレーシアへ、そしてアメリカへと、移民を続けてきた彼ら一族。底抜けに明るくて、たくましくて、温かい彼らと交流が今も続いていることは、私の一番の人生の財産になりました。